ある情報を画像のような別の情報の中に隠ぺいする手法は「steganography(ステガノグラフィ)」と呼ばれています。サイバー犯罪者は、セキュリティ対策ソフトによる検出を回避してマルウェアを拡散するために、以前からステガノグラフィを利用してきました。トレンドマイクロが最近確認した事例では、攻撃者が人気SNSに投稿したインターネットミームにマルウェアへのコマンドが隠ぺいされていました。インターネッ...