当然ながら脅威の検知には、「これは脅威だ(だろう)」と判断するための根拠(指標)が必要になる。指標には、特定されたマルウェアなどの定義ファイル、不正な通信やファイルの特徴(パターン)などさまざま種類と内容があり、脅威対応の経験が豊富な組織では独自の指標を設けているケースもある。  セキュリティのインテリジェンスは、そうした脅威に関係する多角的な指標を総合的に分析して全体像などを把握できるように...