ポリモーフィック型マルウェアは、マルウェアとしての機能を維持しつつも、コードの一部がさまざまに改変されているもの。従来型のウイルス対策ソフトは、マルウェアのパターンを定義化したシグネチャを用いてスキャンする。攻撃者は、パターンにあてはならないようにマルウェアを改変することで、シグネチャによる検出を逃れる狙いがある。  中村氏によると、同社製品で検出されたマルウェアの96%が、1度しか出現してお...