感染先を広げる「ワーム」の部分では、まず感染元端末からネットワーク越しにポート445/TCPを通じて、「MS17-010」で修正されたSMB v1の脆弱性が残る端末を探索する。脆弱性が残る端末が見つかると、SMBのセッションを確立し、感染元端末から脆弱性が残る端末に対してBase64でエンコードされたWannaCryが送り込まれる。この際、脆弱性が残る端末に対して攻撃ツール「EternelBlu...