ヤマハ発動機は、2013年に社内CSIRTの「YMC-CSIRT」を立ち上げた。当初のメンバーは3人だったが、現在では国内5人とグローバル7人という規模だ。講演した企画・財務本部 プロセス・IT部 デジタル戦略グループ 主務の原子拓氏は、「NimdaやCode Redの流行時に対応したメンバーもおり、問題発生時にすぐに集まれる体制」と語る。  YMC-CSIRTの設立に至る原点は、1990年代...