セキュリティ企業の米Palo Alto Networksは、重要インフラシステムや制御システムの保守などに利用されるセキュアUSBメモリへマルウェアを混入させる攻撃を報告した。同社は、ミッションクリティカルなシステムにおけるセキュリティ対策の“エアギャップ”を突く脅威だと指摘している。  同社によると、この攻撃は主に日本と韓国の組織を標的にしたサイバースパイ活動を展開する「Tick」と呼ばれる...