データ漏えいの内訳をみると、最大の原因は悪意あるハッカーやサイバー犯罪者で、こうした悪意のある部外者が1223件となっている。この数は2016年に発生したデータ漏えいの約3分の2超を占める。  不慮のデータ損失は19%を占め、9%は悪意ある内部者によるものだった。企業の従業員が復讐や金銭の獲得を目的としていたり、強要されたりして行ったものだ。  2016年に最も注目を集めたデータ漏えいは、米...