トレンドマイクロの調査により、2024年6月ごろから日本の個人や組織を標的とした新たなスピアフィッシングキャンペーンが展開されていることが分かりました。 興味深い点として、当該キャンペーンでは、ペイロードとして「ANEL」と呼ばれるバックドアが使用されていました。このマルウェアは2018年ごろまで標的型攻撃グループ「APT10」による日本を標的としたキャンペーンで使用されていましたが、それ以降長ら...