米連邦捜査局(FBI)が2016年、カリフォルニア州サンバーナーディーノの銃乱射事件の容疑者が使用していた「iPhone」のロックを解除したことをきっかけに、暗号化とプライバシーをめぐる世界的な論争が巻き起こった。  そしてこのほど、諜報協定を結ぶ米国など5カ国が、世界のIT企業に最後通告のようなメッセージを突きつけたことから、論争は再び活発化しようとしている。このメッセージは、暗号化されたデ...