2017年5月12日、欧州に端を発したランサムウェア「WannaCry」は、ワーム型の感染手法によってその脅威を世界中に拡散し、多くの企業や組織のシステムに深刻な被害をもたらした。騒動発生から1年が経過した今、その感染・拡散の手法は“定着”しているようだ。  WannaCryは、米国家安全保障局(NSA)から流出したとされるWindowsの脆弱性「MS17-010」を突く手法「EternalB...