一方で、短時間のうちに大規模感染を引き起す「ワーム」としての側面も浮上した。セキュリティ各社の解析から、Wannacryにはランサムウェアとワームの大きく2つの顔があり、ワームとしての機能には、4月中旬にハッカー集団「Shadow Brokers」が暴露した米国家安全保障局(NSA)の攻撃ツールや未公開の脆弱性情報が流用されていることも分かった。  身代金要求画面を被害者に突き付けるWanna...