セキュリティエバンジェリストの岡本勝之氏によれば、5月から出回っているWannaCryの初期侵入の手口については、偽装メールなどの方法が疑われるものの、いまだ不明だという。何らかの方法で侵入した不正プログラムが、まず攻撃者の指令サーバと通信を行い、「Microsoft Security Center(2.0)」という正規サービスに偽装して、不正なファイルを実行する。さらに、指令サーバからワーム機...