IBMは米国時間3月29日、同社がセキュリティ監視を行っている企業の脅威状況を分析した2017年版のレポートを公表した。情報漏えいやランサムウェア被害などが拡大した一方、攻撃件やインシデントの発生が減少したとしている。  レポートによると、2016年に漏えいした情報のレコード件数は前年の6億件から40億件超に増え、増加率は566%に達した。内容ではクレジットカードやパスワード、個人の医療情報に...