警察庁は、9月8日、2016年上半期のインターネットバンキング不正送金事犯の発生状況を公表した。これによると、発生件数は857件、被害額は約8億9,800万円と、件数は昨年下半期から117件増加していたものの、被害額は約6億3,200万円の減少となった。 これは、大口の法人口座の被害が減少したことと、とくに信用金庫・信用組合の被害額の大幅な減少が挙げられる。ウィルス感染端末の早期検知等の対策が功...