慶応大学と中部電力、日立製作所は6月18日、複数のダークネット通信の観測から相関性を調べて標的型攻撃の予兆を検知する技術の開発において一定の成果を得たと発表した。今後は検知技術の開発を進め、実用化につなげるとしている。  この取り組みでは、2018年に慶大と日立が開発した「分散型セキュリティオペレーション」を用い、慶大と中電が観測しているそれぞれのダークネット通信のログから、通信元のIPアドレ...