同社の解析では、Oniは主にPCなどエンドポイントへの攻撃に使われた。感染するとデータが暗号化され、使用不能になる。不正な暗号化の被害に遭ったファイルの拡張子が「.oni」になることが、このランサムウェアの名前の由来となった。一方のMBR-ONIは、ファイルサーバやドメインコントローラ、Active Directoryサーバへの攻撃に使われ、これらのシステムのマスターブートレコード(MBR)を破...