富士通研究所は9月19日、企業などの組織のネットワークに侵入するマルウェアの検知を高精度化する人工知能(AI)技術を開発したと発表した。まず2017年度中にサイバーセキュリティ以外の分野で製品化を目指し、2018年度からサイバー攻撃対策としての実証を同社内で進める。  新技術は、富士通研が開発したグラフ構造のデータを学習、分類する「Deep Tensor」技術をベースに、時系列の特徴を学習でき...