「Thrangrycat」と名付けられたこの脆弱性は、「Trust Anchor」モジュール(「TAm」)に影響する。TAmは、2013年からCisco製品に搭載されている同社独自のハードウェアセキュリティチップだ。このモジュールは、Ciscoデバイスにとっての「Intel SGX」に相当する。Cisco製品でセキュアなブートプロセスの信頼の起点となるものだ。  しかし、Red Balloo...