警察庁は9月7日、2017年上半期のサイバー脅威動向を発表した。攻撃メールの発生件数が大幅に減少した一方、マルウェア感染などを狙う添付ファイルの種類が広がるなど、手口の多様化がみられる。  期間中に全国の警察が把握した攻撃メールは589件で、2016年下半期から1506件減少した。内訳では不特定多数に送り付ける「ばらまき型」が89%を占め、特定の相手に送り付けるなど「ばらまき型以外」は11%だ...