C&Cサーバへの接続後、WaterbearRAT(A)がメモリ内にダウンロードされます。本RATの内部には、多数のコマンドコードが定義されています(内容は表1を参照)。本事例においてWaterbearRAT(A)は、コマンドコード「1010」によって「Waterbearプラグイン」をダウンロードする目的でのみ使用されました。表1に示すようにコマンド「1010」は、プラグインをダウンロードし...